●出血・血腫
手術を行った際に出た血液が、皮膚の内部でとどまり塊になってしまう事を血腫といいます。
血腫によって細菌感染や皮膚の壊死などが起こり傷の治りが遅くなる事があります。
●化膿(感染)
手術直後は、わきの下に汗をかくような行為は避けるようにしましょう。
創部に最近が感染すると膿が溜まり化膿してしまいます。
わき毛を抜く事により、毛穴の内部が化膿してしまう事もあるので注意が必要です。
●傷跡(瘢痕)
手術をすれば傷跡が出来るのは当たり前ですが以下の体質の人は通常の方より傷の治りが遅くなります。
[ケロイド症]
手術後の創部が長い期間にわたり徐々に赤く盛り上がり、かゆみ、痛みを伴う事があります。
圧迫療法や軟膏療法など術後に更に治療が必要になります。
多くの場合は半年以上かけて治療すれば除所に落ち着いていきます。
[肥厚性瘢痕](ひこうせいはんこん)
この体質の方は手術後に創部が少し盛り上がり、しこりや白い傷跡となって残ってしまいます。
治り方には個人差がありますが、軟膏や注射の治療により徐々に回復して行く事が多いです。
●シワ
わきがを治すには皮膚の裏側をうすく削る必要がありますが、手術により皮膚が薄くなればなる程、シワが残りやすくなってしまいます。
年月が経ち、皮膚が柔らかくなれば手術により出来たシワは次第に減っていきます。
●色素沈着
これも皮膚を薄く削る事によって起こるので、わきがの確実な治療では避けて通る事は出来ない合併症です。
皮膚に炎症を起こしやすい人は色素沈着が濃くなりやすい傾向にあります。
年月の経過によりうすくなっていく事が多いのですが、体質によっては色素沈着が残る事もあります。
●毛穴の残存
切除法以外の手術ではわきの下の皮膚には全ての毛穴が残ります。
わき毛な無くなると毛穴も段々縮んで消えていくのですが、わきの下を不潔にしていると、毛穴に垢や脂がたまり黒い点状に残ってしまう事もあります。
●しびれ
手術のよって皮膚の裏側の汗腺と取るため皮膚表面にある細かい近く神経がダメージを受ける事によって起こります。
わきを強く圧迫する事により太い神経にひびいて肘から先に一時的なしびれが出る事もあります。
どちらの場合も通常は1年以内に回復します。
●使用薬剤の影響
手術後にステロイド剤を使用していると創部の治りが遅くなったり、化膿の原因になる事もあります。
心臓病などで服用する抗凝固剤は、出血の原因になります。
●薬のアレルギー
抗生物質や鎮痛剤、麻酔薬などの注射で皮膚に赤い斑点や湿疹が出たり、気分が悪くなったりする事があります。
薬アレルギーを持っている方はアナフィラキシーショックを起こす場合のあるので注意が必要です。
これらはあらかじめ予想できないのでやっかいですが、きわめて稀な例です。